2012年05月01日

山田経営維新塾

第1回山田経営維新塾、午後最初の講義には七福醸造株式会社の犬塚敦統(あつのり)会長をお招きしました。昭和16年生まれですから、わたしより5才年上、今年70歳を迎えられるはず。しかし1時間半の講義中、ただの1度も座らずに熱弁を奮われました。
 冒頭のミートロ―フの話にはドギモを抜かれました。「子どもたちに美しい地球を残すことを1番の使命」と明言している人ですから、大人たちのカネの亡者ぶりを腹に据えかねていたのでしょう。
ある食品会社から「100円のミートローフを作ってくれ」と言われた。こちらもプロだが、尋常な手段でそんな安い肉は手に入らない。そこで、ふだんは捨てているクズ肉を集めて脱臭脱色し、添加物で色付けをして市場に出すことにした。するとこれが大当たり、人気商品になる。ある日、評判を聞いた妻と娘が「お父さんのために」と夕食にそのミートローフを用意した。それを見たお父さんは『家族には食わせられない!』と、即座にそれをゴミ箱にたたき込む。『俺はこんなものを娘に食わせようとしていたのか』と、やがて会社退職の決意をする─それは、すごい話です。
 余った弁当の話も強烈です。突然の雨でイベントが中止。弁当が1000食余ってしまった。泣く泣く養豚業者に引き取ってもらう。翌日ブタたちはどうなったか。凶暴になって、隣のブタに飛びかかっていくという話。人間のエサは(良いものばかりを食べさせられている)肉用ブタには有毒、と言う笑えない話。いずれも添加物の怖さを物語っています。
 「お金のためには何でもありの国になってしまった…」犬塚会長は冒頭のきっかり15分を使って、わたしたちに食品業界のアブナイ話を話してくれたのでした。「健康で長生きしたけりゃ、○ン○○の食べちぁダメ!」─はい、キモに銘じておきます。
 犬塚会長とわたしは、(エピソードを手短に)  です。
 経営幹部に“自分磨き”をさせるためにトイレ掃除をさせる、という話は有名です。ここまで徹底して幹部にやらせる社長はいません。犬塚さんは「洗ったトイレの水を飲む」とまで言っている人です。
実はこの話、犬塚さんの専売特許ではありません。師匠がいます。
一倉定(さだむ)と言います。経営コンサルタントとして知る人ぞ知る存在。「ダメな会社はすべてトップが悪い」「人のせいにするな」と苛烈なまでに経営者を叱り追い込むため“炎のコンサルタント”と言われたりします。一倉教の“教祖”などと悪口を言う人もいますが、世の社長たちの信奉を集めるカリスマです。トイレ掃除を重視するのは中日元監督の落合博光さんがそうたし、北野武も京セラの稲森和夫さんもやる。例がないわけではないのです。そんな中、犬塚さんは「わたしはバカだから、先生の言われた通りにやってきただけ」と言い切ってしまう。そこがすごい。日本一の実践者です。
「飲むとなりぁね、こっちだって必死。ネジまで外して拭きますよ。ふつう排水口まで拭いても、その内側までは手を回さないでしょ。僕はやる。黄色いドロドロがいっぱい出てきますよ。完全になくなるまでやる」
 トイレの話が強烈過ぎて、他の話が耳に残っていないのでは?ちょっと、心配です(笑)。阪神淡路大震災で犬塚さんの会社がやった20日間にわたる炊き出しキャンペーンにわたしは感動しました。自分たちだって倒産しかねない環境の中で、より困った人たちのために動く。すると、材料を買いに行けば「ただならもってけよ(金を取らないということ)」「不良品だから持ってってくれ(かんぺきな商品だった)」と粋なやせ我慢。日本人のDNA、捨てたもんじゃないと、わたしなんかこんな話にも涙腺が緩んでしまいました。
 最近の日本は、何かと言うと「カネ、カネ、カネ…」。でも、切羽詰まったところに人間の本性が出てきます。今度の震災でも、やりきれないほどの政府のウソや政治家の非力、役人の無責任、加害企業の東電の傲慢など、憤懣やるかたない思いの中で、ふつうの人たちが「何かできないか」と当たり前のことをやろうとしている、そこに数々の感動的な話が生まれている。うれしくなりますよ。
 犬塚会長が言っていました。「ふつうで行くか、手抜きでいいか、それとも精一杯やっていくか。自分の生き方を決めろ。決めたらやり抜け。10年後、20年後、ものすごい差が付いている」と。
 トイレ掃除、あなたはやるでしょうか。話を聞いた直後、「よし、やるぞ」と思った人は多いでしょう。ところが帰りの懇親会でビールを飲んでガスを抜かれ、意欲がショボン…。それでも翌日から何人か、トイレ掃除を始めた人がいるのです。「バカだから言われた通りやってきた」という犬塚さんのセリフ、実はすごい言葉だった!
「やってみなけりゃ分からない」「やった者しか分からない」
何かに到達したいならやってみてください。続けなければ次は見えませんよ。
posted by 山田壽雄 at 09:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月26日

感謝の手紙

「感謝の手紙」


 「山田経営維新塾」第1回の講義を4月13日、静岡市内のホテルで開きました。テーマは「感謝」です。
 「『維新塾』と言いながら、また古臭いお題目を」と思われたでしょうか。「経営の根幹は感謝の心だ?そんなこと、言われなくても知っているよ」と思った人もいるでしょう。では、やってご覧なさい。
 「感謝」という言葉ほど楽な言葉はありません。「感謝セール」などと商売の用語としてもよく使われます。ではあなたは人によく「ありがとう」と言いますか?道行く人たちに、あるいは社内ですれ違う人に「おはようございます」「こんにちは」と声を掛けますか?
「やってるよ」という人にはこれ以上、説明する必要がありません。合格です。
 でも、実際にやっている人は少ないと思います。ありがとうやあいさつは、やって当たり前。人間性の根幹などと大げさな話でなく、自然にできなければ品性が疑われます。ところが、疑う事例が少なくない。
「感謝」も同じです。人や自然への感謝、自分が生きていることに感謝の気持ちがあれば、ありがとうもあいさつも自然に出てくるはずです。
 昨年3月11日の震災以降、自分は生きているではなく、生かされて生きていることに多くの人が気づきました。「当たり前の生活」がいかに大切なものであったか。家族という当たり前の人間関係が、実はかけがえのないきずなだった。こういうことを体感すると人は謙虚になります。すると感謝の念がわいてくる。

 しかし、人間というものは大切なことでもすぐ忘れてしまいます。抹香臭いことを言うつもりではありません、脳の機能としてそれが自然なのです。だから、心に決めてもすぐに忘れる。心あらたまったつもりで朝のあいさつを始めても、相手からの反応がなければばかばかしくなってしまう。三日坊主。よく言ったものです。決心、決意はなかなか3日ももたずに崩れていきます。
 午後の講義で、「トイレ磨きがこころ磨きに通じる」と毎日それを実践している強烈な個性の持ち主の社長さんの講義を入れました。刺激は十分。塾生たちの目の色が変わりました。その後に、「感謝の手紙」を塾生に書いてもらいました。持ち時間は30分。短い中で親や上司などへの感謝の気持ちをまとめる、と言うのが課題です。
 30分後、「読める人はいますか?」と声掛けすると塾生12人中6人が手を挙げました。順に読んでもらうと何度か胸にグッと来て、わたしは少々動揺しました。
 最初の手紙には、わたしの亡き盟友の話が出てきました。彼とのことを瞬間思いだし、思わず取り乱してしまったのです。彼の志がしっかり次の世代のリーダーに伝わっていることに胸を打たれました。
 父子の葛藤のことを書いた塾生もいます。神のよう憧れていた父に「会社に入ってくれ」と言われ手伝うようになり、父親の人間らしい弱さに触れてショックを受けたこと、そして反抗…。「あなたとは違う」を懸命にアピールしぶつかりあったこと。その中で知った父の愛。こういった話にも心を揺すぶられました。
 震災後、夫婦で被災地に行ったふたりもいます。ふたりで塾に参加され、奥さんは手紙で夫への感謝を次のように書きました。
 「会社があること、家族があること、そして自分が今ここに生きていることも、全てに感謝しています。中途半端ではなく、精一杯ともに生きて、『人の心をむすびつけて』のビジョンに相応しい会社経営者であり続けられる様に頑張りましょう!」。ネジの会社を経営するふたりは、「ネジ」という言葉に掛けて「人の心も結びつける」を会社理念にしています。単なる言葉ではなく、実感として理念をあらためて心に刻んだのでした。

 素晴らしい塾生たちです。発表しなかった6人の手紙も素晴らしいものでした。師弟と言いますが、こと心の問題についてはどちらが師匠か分からないと思えるほど、人間としての素直さが塾生たちにはあります。
 手紙はそれぞれの相手に送られました。手紙を贈られた人は一様に驚いた様子です。「息子から生まれて初めてプレゼントをもらったよ」私の友人でもあるこの父親は、手紙に感激すると同時に、それに添えたささやかなプレゼントを“息子の気持ち”として受け止め喜びました。父子の葛藤を抱えてきた塾生も父親に手紙を渡しました。「おい、俺が死んだら(この手紙を)必ず棺桶に入れてくれ!」照れ隠しに父親はそう言ったそうです。
 「経営維新塾」は圧倒的な業績を上げ勝ち残る企業経営者を創るのが目的です。経営のノウハウを今後、塾生たちにはたたき込みますが、その前に経営者には全人格的な成長が望まれます。それには時間が掛かると思っていましたが、杞憂のようでした。
講義の質、レベルを上げていかなければならないと痛感しています。


山田経営維新塾
http://www.yamadajuku.jp/

posted by 山田壽雄 at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月25日

熱き思い再び


 真っ白なページを前にして、ふと考えました。何もないこのページには無限の可能性がある、と。
みなさんはどうでしょう。真っ白いノートを渡されて、「さぁ、そこに何でも書いてご覧なさい。これからがあなたの人生。すべての余白を思い通りに埋めてください」と言われたら。

 65歳になりました。これまであまり年齢のことは考えたことがありません。むしろ、もっと大人になりたい、経験を積んで、何でもわかる人間になりたいとばかり思ってきました。振り返れば、「いつ」を切り取ってみても、「今」よりも未熟で頼りになりませんでした。
 中小企業経営というものは「安全」ということがありません。「安心」に浸っていることができません。きのう良くても、きょうリスクが出現するかもしれない、あすは危難を乗り切るため血眼になっているかもしれないからです。
 だから、すべての危機を事前に察知できる知恵、切所を乗り切る太い胆(きも)を持ちたいとずっと思ってきました。年輪がそれをもたらしてくれるなら『齢を重ねることも悪くはない』と。
 でも違いますね。体力は確実に衰えます。気力も、奮い立たせなければ維持が難しい。誰しも普通に、老いは忍び寄ってくるようです。で、知恵は身についたか、胆力は磨かれたか。そうでもありません。「思い」だけは昔と同じように、いや、若いとき以上にあるのですが。
 
34歳で「山田園」というお茶の卸販売を始めました。山間(やまあい)の繊細な茶で知られる川根茶にこだわりがありました。昼も夜もなく働いて、やがて製造にまで手を広げ、業界で注目される製茶のベンチャー企業に育て上げました。「創業以来、23年間連続増収増益」がささやかな勲章です。もちろん苦労しました。でも中小企業経営者なら、それは誰しも同じ。苦労した分だけ喜びもあった、と言うべきでしょう。
もうひとつの自慢は、55歳で社長の座をたたき上げの社員さんに譲ったことです。歯を食いしばってわたしについてきてくれた彼を2代目社長に据えて、いくぶん達成感がありました。一瞬、ホッとしたんですね。それから時間を捻出しては、地域の中小企業のみなさんの相談にこたえてきました。55歳、エネルギーはあり余っています。今までに100件くらいの相談をこなしてきたでしょうか。自分の会社もですが、人さまの会社の経営にかかわると言うのは「苦」をわざわざ背負いこむようなものです。

そして今、「山田経営維新塾」を立ち上げ、新しい経営者を育てようとしています。
なぜなのだろうと考えます。
会社の経営はいやと言うほどやってきた。やり残した思い?ないと言えばウソになるかもしれない。年商100億円の会社に、上場も果たしたい…、と。
でも、それもいいけれど、今は自分の会社を大きくするより、小さくても負けない会社、圧倒的な業績を上げる会社を作りたいと思うのです。自らつくるのではなく、マネジメントをきちんと押さえ人間的にも魅力がある経営者を育て、その人の手でそんな会社をと。
見果てぬ夢かもしれません。でも、今の自分なら「過去の自分の失敗」を糧にできると思います。短気でわがまま、人に感謝することも少なく、ひたすら攻めの経営をやってきました。得たものもありましたが、失ったもの、気付かなかったこともまた多くあったでしょう。今にして思うのは、マネジメントの大切さです。
 それに気づくということは、老いたということなのでしょうか。そうかもしれません。
でもわたしはこう考えます。歳を重ねると言うのはやはり知恵が身につくことだと。
自分の会社に舞い戻って、自分の失敗を転ばぬ先の杖とし、成功事例をもっともっと研ぎ澄ましていけば立派な企業になるでしょうか。
白紙のノートを開き、30年来それこそ真っ黒になるまで書いては消し、消しては書いて、拙い文字で塗りつぶしてきました。成功も失敗も、すべてを含めてわたしの“金字塔”です。苦闘の跡も、また愛しく思えます。
だから、そこにあらためて白いペンキを掛け上塗りしようとは思いません。新しい書き手に新しいノートを。それが「維新塾」です。わたしの仕事は、新しい人とともにもう1度、経営とは何かを考えていくこと。挑戦する人たちと共に在り、より強くなる道を見つけるために、全身全霊でぶつかります。
老いたどころか、わたしは今、夢見る人(ドリーマー)になったような気がしています。

山田経営維新塾
http://www.yamadajuku.jp/
posted by 山田壽雄 at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月20日

山田経営維新塾


山田経営維新塾4月第1期生迎えスタートしました。
緊張と感動の中、経営維新塾第一回無事終了いたしました。

これから1年間、人材育成に全身全霊取り組んでまいります。

1回目の感想が塾生の一人、石川さんがFACEBOOKのノートに書き込みしてますので、
原文お送りしますのでみなさん読んでみてください。
塾の内容少しはご理解いただけると思います。


「山田経営維新塾」を受講した。

毎月第2金曜日、市内のホテルにカンヅメになって講義を受ける。

年12回。その最初の講義に遅刻する人がいた(無論、やむを得ない事情があったのだが)。

塾長の山田壽雄さんは第1回、はじめの始めの講義だからピリピリしている。

スタートの時間が来た。

塾長は怒りを抑えながら僕ら塾生に、「どうしますか?」と聞いた。

「時間が来たから始めますか?それとも、全員来るまで待ちますか?」

一瞬、『塾長はどっちを望んでいるんだろうか』と考えた。

重苦しい沈黙が続いた時、1人が「待ちましょう」と言った。

ホッとした。僕も『それが正解』と思った。


◆山田壽雄さんと運命的な出会い

僕がこの席にいるのは、不思議な感じさえする。

山田壽雄さん。川根の製茶メーカー「山田園」創業者。

らつ腕社長だと聞いていた。

初めてお会いしたのは昨年12月23日、青葉通りにある事務所でだった。

第一印象。怖い人、変じて今は温厚が身についているが、やはり怖そうな…笑顔。

にこやかに会話していながら、すべて見透かされているような。

山田壽雄塾長

事務所に赴いたのは、若い友人から「おもしろい人がいる」と聞いたからだ。


1回10万円の経営塾を開くのだと言う。

「10万円!?」(バブルの時代じゃあるまいし…)

しかし、会ってみたいと思った。

『何しろ、途方もない企画。会わなきゃ損だ』

事前にその人の著書を友人から借りた。

『23年連続で増収増益 小さなNo.1企業の秘密』と言う。

一読、何カ所かに付箋を貼った(僕は滅多にそんなことはしないのだが)。

「商売とは人づくりだ」

「社員さんは原石、磨くために仕事を任せる」

「お客様より社員さんを大事に」

「脳みそが汗をかくほど考えよ」

「失敗は成功への第一歩」

「企業は人間を幸せにするために存在する」

「顧客第一、利潤第一、社員さんも第一」…などなど。

列記すると事もないと思われるかもしれないが、

行間から伝わってくるのは「伝えたい」という熱意である。

僕は素直に読みとおしたが、暑苦しく感じる向きもいるのではないか。

言葉にすると簡単だが、これを実践してきたとすると社員は大変だったに違いない。

『しかし、本気でこれをやってきたとすれば、この人はすごい』と思った。


◆社員さんを磨きあげる経営

中小企業に“人材”など来ないと言う。(確かに一流官庁に行くような人は来ない)

ではどうするか。「磨きあげる」と言うのだ。

実際に、人間と言うのは、学校の成績や氏素性だけでは測れない。

社員に仕事を与え、使命を課し、しかも完全に任せてしまう。

リスクは高いが、人間の伸びシロも予想以上だ。

結果、たたき上げ社員の中から自分の後継者が育ってきた。

社長を譲り、経営の第一線から退いたのは55歳のときだったと言う。

早すぎる。

60歳では会長職も辞めて、むしろ他社の経営指導に力を入れ始めた。

聞けば、息子さんはちゃんと山田園にいる。

優秀な人らしい、社長の器。

なのにあえて他人を後継者に充てた。

社員が奮いたつ、新社長にカリスマ性が求められないから潰されることもない、

だから安定軌道に乗りやすい…。

『なるほど』の理屈だが、実践する人は少なそうだ。


◆「本気」を試されて僕はその気になった

初対面でここまで話を聞いて、『この人の話、1年間聞いてみたい』と思った。

そんな気持ちを隠して、僕は「2冊目を書かないんですか?」と聞いた。

「実はもう書いてありますよ。折々書いたので直さにゃなりませんが」

内心、慌てた。

『でも、いきなりうちには来ないだろう』

すると、「お願いできますか?」と来た。

不思議な縁である。

出版社は、設立しようとは思っているが、この時点で影も形もない。

同時に、行政書士の試験も終わったばかりで、合否定まっていない。

「塾は一般社団法人でやりたい。そちらの登記も手伝ってください」

これは何と言うのだろう、話がうますぎる。

初対面でここまで信用しちゃうの?

からかっているのではないとすると、『そうか、本気を試しているんだな』。

となると、後には引けないではないか。

「分かりました、やらせてもらいます」と僕は即答した。

『大丈夫か?おい、おい』と思わないでもない。

こちらの態勢のことだ。

無計画にもほどがある!

まだ印刷会社の協力を取り付けただけ。

本の流通だって大変そうだ。その目途もたっていない…。

しかし、元々計画なんぞ綿密に立てたところで狂いが出るに決まっている。

ならば縁(=偶然)に任せてみるしかないではないか。

『向こうはリスクを冒(おか)して、何の実績もない者を信用すると言うのだから』

◆出版を引き受けたものの態勢はゼロ

こうして、新聞社退職以前に僕の方向性は定まった。

本当は、数か月間失業保険をもらいながら、設立準備をしようと思っていた。

しかし、会社を去るその日までルーティンワークに追われ、準備はできず、

辞めてからすぐにハローワークを訪ねると、

「開業準備にかかれば保険は出ません」と、すげない返答を受けた。

『やれやれ、39年間も雇用保険を収めたのに国からの支援はなしか…』

仕方ない、きっぱりあきらめる他ない。

初手からつまづいた。

しかしこんなことは序の口でさえなかった。

書籍流通の要を握る取次会社との交渉は難航した。

有力書店さんの協力も求めた。それでも…。

さらに設立の登記、書籍コードの取得、電話回線、その他備品の購入と、雑事が続く。

のんびり、ゆっくりのつもりが、

すぐ本を作らなければならなくなって、越えなければならない山が多すぎて、

この間、息せき切って走り続けた感じがする。

疾風怒濤のような1ヶ月が過ぎ、何とか流通の問題も解決した。

本当に無計画だった。

あったのは「思い」だけ。そして怖いもの知らずの突貫精神。

助けてくれたのは、みな周りの人たちである。

まだその人たちに、満足にお礼も言えていない。

そして今、本の初刷りが完了した。

表紙カバーももうじき最終のものが決定する。

そんな中での維新塾スタートだった。

◆鬼コーチを泣かせた『感謝の手紙』

午前中はさすがに塾長も塾生も堅かった。

しかし昼食後、犬塚敦統(あつのり)さんという外部講師の話を経て一気に引き締まった。

犬塚さんは愛知県安城市の七福醸造株式会社のカリスマ会長。

「環境整備を通じて自分たちの心を磨く事」が信条。

と言っても、一般の人には何のことやら分からないだろう。

毎朝トイレ掃除をしている、と言うともっと誤解されそうだ。

(この人のことを書き始めると、もう1つノートを書かなければならなくなる)

「トイレ掃除=心を磨く」経営論(むしろ実践)は、一部では知られている。

しかし、何しろ犬塚さんは「トイレの水を飲める」くらいまで磨き上げる。

これがなぜ社員教育に通じ、会社を変える力となったかは、

実際に講義を聞いてもらわないと分からない。

塾生は自分を変えたい、会社を変えたい一念でここに参集している。

だから刺激的な話を聞いて、空気が引き締まり、熱気を帯びたことは確かだ。

その後、山田塾長は僕らに「感謝について」を書かせた。

謙虚になりきれない僕は駄文をしたためたに過ぎなかったが、

他の塾生、12人の書いたものは素晴らしかった。

希望して6人が、書いた手紙を読み上げた。

鬼のような気迫を見せていた山田さんが、必死に涙をこらえるのが見て取れた。

僕も同じくである(人前では泣かないが…)。

山田さんは塾が始まる前、「全身全霊をぶつける」と言っていた。

それでも僕は『お手柔らかに』と思っていた。

でも、1日で考えが変わった。

素晴らしい仲間たちである!!

「この人たちのため、何かをしたい」と思ったのである。

◆山田マジックか、塾生の力か

山田さんが「維新」という大げさな名前を塾の名称にしたのはなぜだろう。

1回聞いただけでは分からない。

しかし7時間半のカリキュラム全体を通じて、みな何か変化したようだ。

問題は、それを持続させることができるかどうかだと思う。

虎視眈々とそのための策を山田さんは、脳みそに汗をかくほど考えているだろう。

懇親会で、誰言うとなくこんな会話が交わされた。

「こういう仲間ができたってこと、10万円分の価値はあったね」

『おいおい、そりゃあ、塾長を喜ばせすぎだぜ』僕は心の中でつぶやいた。


毎回、結果を問われるのは大変なことだと思う。

しかし山田さんはやり抜くのではないか。

この日の講義の何が良かったのか、実はよく分からない。

それでも結果として、いつの間にか “同志的な結束”が皆の中に生まれている。

塾長マジックと言うべきなのか、それとも僕らがスゴイのか…。

申し遅れたが、塾生は20代から60代まで、職種も経験も違う人たちである。

以上でございます。


posted by 山田壽雄 at 09:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月12日

3,11東日本大震災から1年


未曾有の大災害、東日本大震災から1年、死者、行方不明者19000人、
34万人がいまだ避難生活を強いられ、家族離れ離れは3割、仕事を失ったままの人が4割。激震、津波に加え、人災により引き起こしてしまった原発事故が、復興を想像以上に困難にさせている。あのとき、私達は『自分に何ができるだろう』と思った。「忘れないこと」と
言った人がいた。応援しよう、支えよう、実際に何かしてあげたい。瞬間の情動でなく、ずっと忘れずに思い続けること。大切だと思います。
昨日、14時46分、あなたは何をしてましたか?
起立して鎮魂の祈りを捧げましたか。

あの3・11を境に「世界」が一変しました。
東日本大震災と、それに続く東京電力福島第一原子力発電所の事故は、日本にとって太平洋戦争以来の大きな試練となりました。 

残念だったのは地震発生後の政府の対応が、阪神淡路大震災のときから一向に進歩していなかったことです。ともかく手を打つのが遅い。迅速な被災地支援が行われなかったばかりに、津波から逃れた高齢者が避難所で何人も亡くなったというニュースを聞いて愕然としました。

 災害発生直後は、何はさておいても人命救助にあたるとともに、救援物資を被災者に届けなければなりません。阪神淡路大震災のとき、元伊藤忠商事会長の瀬島龍三さんが医師や看護師、医薬品、食料を積んだ旅客船5隻を神戸港に回すことを内閣に提言したことがあります。そのときは実現しませんでしたが、相当に有効な方法ではないかと思います。
 地震発生直後は道路はズタズタになっており、陸路から救援物資を届けることは難しい。しかし、海路を使えば、容易に被災地に近づけます。しかも、東日本大震災では海岸に近い地域に被害が集中しました。海から接近すれば、ダイレクトに被災地に乗り込むことができたのです。
 津波被害があるとわかった時点で、10〜20隻の旅客船をチャーターし、医療スタッフ、医薬品、食料、燃料などを積み込み、ただちに岩手、宮城、福島の3県に向かわせて欲しかった。港湾が破壊されて接岸できないなら、海上自衛隊の上陸用船艇を活用してもいい。ベターと思われる方法を即座に実行すべきでした。

 その点、米国は、さすがでした。医薬品、食料を積んだ原子力空母ロナルド・レーガン、その随伴艦チャンセラーズビルはじめ艦船20隻以上が三陸沖に集結、第7艦隊の1万2750人が捜索や物資輸送、ガレキの撤去などにあたりました。
 ロナルド・レーガン(乗員5600人)は韓国との合同軍事演習のため、太平洋を航行中で、地震発生の翌々日の3月13日には三陸沖に到着、以来1カ月にわたって自衛隊などと協力し、休みなしに救援活動にあたりました。

米軍の水際立った対応を見ていると、「危機管理」の重要性をつくづく感じました。湾岸戦争、イラク戦争など数々の戦争を経験した米国は、危機管理に関しては日本の2歩も3歩も先を行っています。優れたリーダーシップを発揮し、難局を乗り越える危機管理の手法や兵站のやり方などを、日本政府も大いに学ぶべきです。

この「ともだち作戦」は、アメリカ軍による作戦ですが、日本政府の要請の前に軍が動いていた、
日本政府より早い情報収集によって、太平洋艦隊司令官、パトリック・ウオルシュ司令官の危機における素晴らしい対応、放射能を恐れずスピーディーな任務遂行し多くの東北の人たちを助けたのか
「感謝」と「感動」です。
posted by 山田壽雄 at 09:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月23日

東日本大震災で発生した瓦礫


静岡県島田市が手を挙げた一躍有名になりました。

でも反対運動が起こっている、どうして反対しているのか放射能を測定し安全性を確保しながら焼却作業を進めるというのに。

手順に問題があるのか?

東京都以外、現状受け入れてない。

放射線の測定をしても、現状のゴミと何ら変わりがない、でも反対者は「子供たちに何かあったら?」「何かあったら、どう保障するのか」とかの保障の議論だけで話し合いにもならない。

あれだけ「絆」の大切さを再確認したはずなのに残念です。

この反対運動を原発反対に繋げようとして反対の専門家が全国から来て反対している。

その様子を見て市民も何か大変なことがおこるように感じてしまうのではないでしょうか。

自分の子供の将来が不安であるのは、誰もが思うごく普通の感情であり、
母親として子供を守る当たり前のことであるとおもいますが。

いつ自分に災難が降りかかってくるかもしれない。

いつ、東海地震が起きて東北の人に助けてもらうことになるのかもしれないから。

お互い様、この気持ちを忘れないように、

将来を見据えて、ここはお互い様、助け合うことも重要ではないでしょうか。

日本の都道府県すべてでガレキ処理を行う、瓦礫処理は必要だが自分のとこでは反対、

原発も、原発処理も、アメリカの軍事基地も自分のとこはイヤ考えさせられます。

マスコミは、反対意見だけ大きく取り上げて、賛成意見は報道しないのはなぜなのか?

反対運動で大騒ぎ、ニュースの取り上げ方が3流週刊誌ばり、
最近のマスコミ報道に少々疑問が残る。

東京都のガレキ処理、石原慎太郎都知事の強いリーダーシップといい、
大阪の橋本徹市長の、大阪維新の会の「船中八策」注目されてますが、

今、日本に必要なのは強いリーダーシップなのか。

私も、ただの傍観者でいてはいけないと強く感じる今日この頃です。
posted by 山田壽雄 at 10:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月20日

インフルエンザ・パート2

インフルエンザ情報Aです。

予防の続きです。

@体温を上げる

体温が1度下がると、免疫力は30%低下します。

では、逆に体温が1度上がると? 

なんと免疫力は500%UPするそうです。

なぜかと言えば、免疫と一口に言っても、多くの臓器や器官が関与しています。

人間の理想の体温は、36.5〜37度なので、この体温になれば、すべての臓器・器官が、活発に活動してくれるので、免疫力も爆発的に上がるそうです。

ガンになる方は、ほとんど低体温です。

体温が35度、またはそれ以下の方は要注意です。

では、体温を上げるには?

体の中で、一番の熱を作り出す器官は、筋肉です。

特にももの筋肉が有効と言われています。

最近は、人間ドックでも、ももの筋肉を増やすのに、踏み台昇降が良いと指導されます。

1日10分の、踏み台昇降で、十分と言われます。

ホームセンター等で、踏み台昇降用の台が安く売られていますので、ご活用ください。

寒い中、ウォーキングするより、現実的ですよね。

あと、豆類を摂取すると、体温が上がりやすいです。

大豆原料のプロテインの摂取も効率的で、オススメです。

まずは、毎日、体温のチェックをしてみてください。

A乳酸菌の摂取

今、テレビでは「R−1乳酸菌」が話題ですが、確かに、乳酸菌の摂取も、免疫力を高めます。

R−1乳酸菌に関して言えば、乳酸菌が作り出す「多糖体」が、細胞を包んでいる細胞膜の外側に集まり、菌やウィルスが、細胞に侵入するのを防御してくれるので、結果的に、免疫力が高まると言うことです。

R−1乳酸菌に限らず、多糖体を多く含む食品、バナナ、ジャム、めかぶ、オクラ、納豆、長いも等も、同様の免疫力UPが期待できます。

腸内環境から説明しますと、腸の温度は36.5度です。

真夏の炎天下ぐらいの温度ですよね。

そこに、1日でも便が残っていると、真夏の炎天下に生ゴミを置いておくようなものです。

確実に腐りますよね。

腐るとどうなるかと言いますと、「メタン」や「インドール」、少し前に自殺するのに話題になった、「硫化水素」等が発生するんです。

自分のおなかの中で、自殺に使われる毒素が作られるんです。

怖いですよね。

さらに怖いのは、その発生した毒素を、腸がまた吸収して、全身にまわしてしまうのです。

そうなると、全身の細胞が弱くなり、免疫力は格段に低下しますし、皮フも敏感になって、外からの刺激に過敏に反応するようになります。

ウィルスに弱くなるに限らず、アレルギーや花粉症にもなりやすくなるわけです。

実際に、自営のリフレクサロンに来る方で、背中全体が、パンパンに固まっている方に、「お通じはいかがですか?」とたずねると
100%便秘なんです。

自分の腸で作り出された毒素で、体全体が固まってしまっているんです。

もちろん、誰でも毎日毒素(老廃物)は作られ、毎日、汗と尿と便で排出されています。

しかし、こういう方は、あまりにも作られる毒素の量が多すぎて、排出がまったく間に合わず、地層のように溜まっていきます。

便の理想は、三度三度なんです。

食べたら出るという感じです。

残念ながら、女性の多くは、2〜3日に1度の排便の方がほとんどです。

ですから、女性のガンの第1位は、大腸ガンなんです。

とにかく、毎日、1日1回は、最低出すことです。

便秘薬は、習慣性があり、効かなくなり、どんどん量を増やさないと効かなくなります。

オススメは、ファイバー(食物繊維)と、乳酸菌の摂取です。

乳酸菌だけだと、すぐには効果が出にくいですが、ファイバーを一緒にとることで、便を出しながら、腸内環境が、善玉菌優位になっていきます。

ファイバーは水を吸って膨らみ、腸に溜まったカスを掃除しながら、便として排出されます。

ですから、必ずコップ1杯のお水で飲むことがポイントです。

また、ファイバーは、自分が生まれたときから持っている、自身固有の善玉菌を増やすエサにもなってくれますので、さらに腸内環境が改善します。

B冷たいものを控える。

内臓を冷やさず、体温を上げるためにも、腸の温度を下げないためにも、冷たい食べ物・飲み物の摂取は控えてください。

今は、常温でも十分冷たいので、なるべく体温以下のものは、摂取しないようにしましょう。

どうしても摂取した時は、そのままにせず、最後に必ず温かい飲み物等を飲んで、内臓を温めるようにしてください。


(薬剤師の森さんからの情報でした)
posted by 山田壽雄 at 09:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月16日

インフルエンザ



インフルエンザ情報@

2月12日現在、42都道府県で、警報レベルを超えました!!

正しい情報を知り、ご家族やお友達に教えてあげてください!!

どんどん転送していただいてOKです。

@菌とウィルスの違い
菌とウィルスを同じように捉えている人がほとんどだと思いますが、全然違います。

まず、このことをしっかり知ってください。

菌は細胞を持った生物ですが、ウィルスには細胞が無いので、生物ではありません。粒子です。

ですから、菌は自分で増殖しますが、ウィルスは、人や動物の細胞に取り込まれて、初めて増殖します。

自分自身では増殖できません。

ですから、菌を除去することを「殺菌」と言いますが、ウィルスは生物ではないので殺せないので、活性を無くすという意味で、「不活性化」とか「ウィルス除去」という言い方になります。

次に大きな違いはその大きさです。

菌は1マイクロm(1000分の1ミリ)ですが、ウィルスは0.1マイクロm(10000分の1ミリ)
つまり、ウィルスは菌の10分の1の大きさなので、非常に体内に入りやすく、予防も難しいのです。

まず、この菌とウィルスの違いをご理解ください。

予防法
Aうがいと手洗いとよく言われますが、同等ではありません。 

どちらも実行して欲しいですが、うがいの方が非常に大事です。

なぜかと言えば、結局、鼻と口から、ウィルスが侵入するからです。

手洗いだけしても、うがいをしなければ、侵入は防げません。

うがいは、水やお茶で良いと言うドクターもいらっしゃいますが、今は非常時なので、かならずうがい薬でうがいしてください。

しかも、味は良くないですが、イソジン等のヨード系のうがい薬でないと、ウィルス除去は出来ません。

必ず、ヨード系のうがい薬を使ってください。

イソジンでなくても、同じヨード系の安いうがい薬で、中味は同じなので、それで十分です。(ポピドンヨード7%)

味の良いうがい薬の成分は、セチルピリジウム(ヴィックスドロップ等にも使われています)ですが、殺菌作用はあっても、ウィルス除去作用はありません。

ドラッグストアの現場でも、味はまずいからとか、洗面所が汚れるから嫌とか言われますが(笑)、この違いを説明するようにしています。

B次に、マスクの着用です。

マスクも大きく誤解されていますが、マスクは自分の持ってる菌やウィルスを、他人に撒き散らさないためにするもので、外からの侵入を防ぐものではありません。

外からの侵入を防ぐためには、N95マスクと言うレベル以上の、特殊フィルターのマスクでしか防げません。

しかし、非常に息苦しいので、長時間の使用は難しいし、非常に高価です。

他人に迷惑をかけないために、最低限のマナーとして、マスクはするべきです。
また、後でお話しする、粘膜保護のためにも、マスクは有効です。

マスクは、「昼も夜も寝るときもしてください」とお話しています。

特に寝ているときは、呼吸も深いので、乾燥した空気を大量に取り込み、粘膜を乾燥させてしまいます。

マスク1枚で、適度な湿り気を保てるので、粘膜の乾燥を防げます。

オススメは、首に乾いたタオルを巻いて、マスクして寝ることです。

朝起きたときの、のどの状態が全然違います。

朝起きた時に、のどが痛い人は、粘膜が乾燥していますので、要注意です。

C加湿
ウィルスは湿度60%以上で、活性がなくなりますので、部屋の加湿は重要です。

加湿器が無い場合は、濡れた洗濯物やバスタオル等をほすだけでも違います。

逆に言えば、今は、非常に空気が乾燥しているので、ウィルスが元気に飛び回っているわけです。

D粘膜の保護
菌やウィルスが、鼻やのどから侵入しても、まず最初に防御してくれるのが、粘膜です。

粘膜は、濡れていないと効果がありません。 

乾燥していたらダメなんです。

ちょうど、カーペットクリーナーのコロコロみたいなイメージです。

濡れていれば、汚れを粘着しますが、乾燥すると汚れを取れませんよね。

乾燥した粘膜は、そんな感じです。

今は、非常に空気が乾燥していますので、粘膜はとても乾燥しやすい状況です。

粘膜を乾燥させないために、先ほどのマスクは非常に有効です。

うがい薬でのうがいも、粘膜保護に効果あります。

ビタミンB2B6も、粘膜保護に、非常に重要です。

粘膜保護、修復のために、ビタミンB2B6の摂取と、抵抗力UPのために、ビタミンCの摂取をおすすめします。

B2B6は、日常生活で、睡眠不足、刺激物(甘いもの・辛いもの・油っこいもの)の食べすぎ、飲酒、風邪等でも、大量に消費されますので、これらの注意もしてください。

B2B6もCも、水に溶けるビタミンですので、汗や尿で、外に排出されやすいです。

ですから、1度にたくさんとるのではなく、1日3回以上に分けて、摂取することをおすすめします。

長くなりましたので、とりあえずここまで。

(下田の薬剤師、森先生からの情報でした。)
posted by 山田壽雄 at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

インフルエンザ



インフルエンザ情報@

2月12日現在、42都道府県で、警報レベルを超えました!!

正しい情報を知り、ご家族やお友達に教えてあげてください!!

どんどん転送していただいてOKです。

@菌とウィルスの違い
菌とウィルスを同じように捉えている人がほとんどだと思いますが、全然違います。

まず、このことをしっかり知ってください。

菌は細胞を持った生物ですが、ウィルスには細胞が無いので、生物ではありません。粒子です。

ですから、菌は自分で増殖しますが、ウィルスは、人や動物の細胞に取り込まれて、初めて増殖します。

自分自身では増殖できません。

ですから、菌を除去することを「殺菌」と言いますが、ウィルスは生物ではないので殺せないので、活性を無くすという意味で、「不活性化」とか「ウィルス除去」という言い方になります。

次に大きな違いはその大きさです。

菌は1マイクロm(1000分の1ミリ)ですが、ウィルスは0.1マイクロm(10000分の1ミリ)
つまり、ウィルスは菌の10分の1の大きさなので、非常に体内に入りやすく、予防も難しいのです。

まず、この菌とウィルスの違いをご理解ください。

予防法
Aうがいと手洗いとよく言われますが、同等ではありません。 

どちらも実行して欲しいですが、うがいの方が非常に大事です。

なぜかと言えば、結局、鼻と口から、ウィルスが侵入するからです。

手洗いだけしても、うがいをしなければ、侵入は防げません。

うがいは、水やお茶で良いと言うドクターもいらっしゃいますが、今は非常時なので、かならずうがい薬でうがいしてください。

しかも、味は良くないですが、イソジン等のヨード系のうがい薬でないと、ウィルス除去は出来ません。

必ず、ヨード系のうがい薬を使ってください。

イソジンでなくても、同じヨード系の安いうがい薬で、中味は同じなので、それで十分です。(ポピドンヨード7%)

味の良いうがい薬の成分は、セチルピリジウム(ヴィックスドロップ等にも使われています)ですが、殺菌作用はあっても、ウィルス除去作用はありません。

ドラッグストアの現場でも、味はまずいからとか、洗面所が汚れるから嫌とか言われますが(笑)、この違いを説明するようにしています。

B次に、マスクの着用です。

マスクも大きく誤解されていますが、マスクは自分の持ってる菌やウィルスを、他人に撒き散らさないためにするもので、外からの侵入を防ぐものではありません。

外からの侵入を防ぐためには、N95マスクと言うレベル以上の、特殊フィルターのマスクでしか防げません。

しかし、非常に息苦しいので、長時間の使用は難しいし、非常に高価です。

他人に迷惑をかけないために、最低限のマナーとして、マスクはするべきです。
また、後でお話しする、粘膜保護のためにも、マスクは有効です。

マスクは、「昼も夜も寝るときもしてください」とお話しています。

特に寝ているときは、呼吸も深いので、乾燥した空気を大量に取り込み、粘膜を乾燥させてしまいます。

マスク1枚で、適度な湿り気を保てるので、粘膜の乾燥を防げます。

オススメは、首に乾いたタオルを巻いて、マスクして寝ることです。

朝起きたときの、のどの状態が全然違います。

朝起きた時に、のどが痛い人は、粘膜が乾燥していますので、要注意です。

C加湿
ウィルスは湿度60%以上で、活性がなくなりますので、部屋の加湿は重要です。

加湿器が無い場合は、濡れた洗濯物やバスタオル等をほすだけでも違います。

逆に言えば、今は、非常に空気が乾燥しているので、ウィルスが元気に飛び回っているわけです。

D粘膜の保護
菌やウィルスが、鼻やのどから侵入しても、まず最初に防御してくれるのが、粘膜です。

粘膜は、濡れていないと効果がありません。 

乾燥していたらダメなんです。

ちょうど、カーペットクリーナーのコロコロみたいなイメージです。

濡れていれば、汚れを粘着しますが、乾燥すると汚れを取れませんよね。

乾燥した粘膜は、そんな感じです。

今は、非常に空気が乾燥していますので、粘膜はとても乾燥しやすい状況です。

粘膜を乾燥させないために、先ほどのマスクは非常に有効です。

うがい薬でのうがいも、粘膜保護に効果あります。

ビタミンB2B6も、粘膜保護に、非常に重要です。

粘膜保護、修復のために、ビタミンB2B6の摂取と、抵抗力UPのために、ビタミンCの摂取をおすすめします。

B2B6は、日常生活で、睡眠不足、刺激物(甘いもの・辛いもの・油っこいもの)の食べすぎ、飲酒、風邪等でも、大量に消費されますので、これらの注意もしてください。

B2B6もCも、水に溶けるビタミンですので、汗や尿で、外に排出されやすいです。

ですから、1度にたくさんとるのではなく、1日3回以上に分けて、摂取することをおすすめします。

長くなりましたので、とりあえずここまで。

(下田の薬剤師、森先生からの情報でした。)
posted by 山田壽雄 at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

インフルエンザ



インフルエンザ情報@

2月12日現在、42都道府県で、警報レベルを超えました!!

正しい情報を知り、ご家族やお友達に教えてあげてください!!

どんどん転送していただいてOKです。

@菌とウィルスの違い
菌とウィルスを同じように捉えている人がほとんどだと思いますが、全然違います。

まず、このことをしっかり知ってください。

菌は細胞を持った生物ですが、ウィルスには細胞が無いので、生物ではありません。粒子です。

ですから、菌は自分で増殖しますが、ウィルスは、人や動物の細胞に取り込まれて、初めて増殖します。

自分自身では増殖できません。

ですから、菌を除去することを「殺菌」と言いますが、ウィルスは生物ではないので殺せないので、活性を無くすという意味で、「不活性化」とか「ウィルス除去」という言い方になります。

次に大きな違いはその大きさです。

菌は1マイクロm(1000分の1ミリ)ですが、ウィルスは0.1マイクロm(10000分の1ミリ)
つまり、ウィルスは菌の10分の1の大きさなので、非常に体内に入りやすく、予防も難しいのです。

まず、この菌とウィルスの違いをご理解ください。

予防法
Aうがいと手洗いとよく言われますが、同等ではありません。 

どちらも実行して欲しいですが、うがいの方が非常に大事です。

なぜかと言えば、結局、鼻と口から、ウィルスが侵入するからです。

手洗いだけしても、うがいをしなければ、侵入は防げません。

うがいは、水やお茶で良いと言うドクターもいらっしゃいますが、今は非常時なので、かならずうがい薬でうがいしてください。

しかも、味は良くないですが、イソジン等のヨード系のうがい薬でないと、ウィルス除去は出来ません。

必ず、ヨード系のうがい薬を使ってください。

イソジンでなくても、同じヨード系の安いうがい薬で、中味は同じなので、それで十分です。(ポピドンヨード7%)

味の良いうがい薬の成分は、セチルピリジウム(ヴィックスドロップ等にも使われています)ですが、殺菌作用はあっても、ウィルス除去作用はありません。

ドラッグストアの現場でも、味はまずいからとか、洗面所が汚れるから嫌とか言われますが(笑)、この違いを説明するようにしています。

B次に、マスクの着用です。

マスクも大きく誤解されていますが、マスクは自分の持ってる菌やウィルスを、他人に撒き散らさないためにするもので、外からの侵入を防ぐものではありません。

外からの侵入を防ぐためには、N95マスクと言うレベル以上の、特殊フィルターのマスクでしか防げません。

しかし、非常に息苦しいので、長時間の使用は難しいし、非常に高価です。

他人に迷惑をかけないために、最低限のマナーとして、マスクはするべきです。
また、後でお話しする、粘膜保護のためにも、マスクは有効です。

マスクは、「昼も夜も寝るときもしてください」とお話しています。

特に寝ているときは、呼吸も深いので、乾燥した空気を大量に取り込み、粘膜を乾燥させてしまいます。

マスク1枚で、適度な湿り気を保てるので、粘膜の乾燥を防げます。

オススメは、首に乾いたタオルを巻いて、マスクして寝ることです。

朝起きたときの、のどの状態が全然違います。

朝起きた時に、のどが痛い人は、粘膜が乾燥していますので、要注意です。

C加湿
ウィルスは湿度60%以上で、活性がなくなりますので、部屋の加湿は重要です。

加湿器が無い場合は、濡れた洗濯物やバスタオル等をほすだけでも違います。

逆に言えば、今は、非常に空気が乾燥しているので、ウィルスが元気に飛び回っているわけです。

D粘膜の保護
菌やウィルスが、鼻やのどから侵入しても、まず最初に防御してくれるのが、粘膜です。

粘膜は、濡れていないと効果がありません。 

乾燥していたらダメなんです。

ちょうど、カーペットクリーナーのコロコロみたいなイメージです。

濡れていれば、汚れを粘着しますが、乾燥すると汚れを取れませんよね。

乾燥した粘膜は、そんな感じです。

今は、非常に空気が乾燥していますので、粘膜はとても乾燥しやすい状況です。

粘膜を乾燥させないために、先ほどのマスクは非常に有効です。

うがい薬でのうがいも、粘膜保護に効果あります。

ビタミンB2B6も、粘膜保護に、非常に重要です。

粘膜保護、修復のために、ビタミンB2B6の摂取と、抵抗力UPのために、ビタミンCの摂取をおすすめします。

B2B6は、日常生活で、睡眠不足、刺激物(甘いもの・辛いもの・油っこいもの)の食べすぎ、飲酒、風邪等でも、大量に消費されますので、これらの注意もしてください。

B2B6もCも、水に溶けるビタミンですので、汗や尿で、外に排出されやすいです。

ですから、1度にたくさんとるのではなく、1日3回以上に分けて、摂取することをおすすめします。

長くなりましたので、とりあえずここまで。

(下田の薬剤師、森先生からの情報でした。)
posted by 山田壽雄 at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。